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剛域

剛域長 \( \lambda \) または柱フェース距離を持つ梁要素を一覧します。

内容
材長 \( L \)節点間距離 [mm]
\( \lambda_i \) / \( \lambda_j \)各端の剛域長 [mm]。括弧内は出所(自動/手動)
可とう長 \( L' \)\( L' = L - \lambda_i - \lambda_j \) [mm]
フェース \( i/j \)柱フェース距離 [mm](断面算定の危険断面位置の基準)
剛域比\( (\lambda_i + \lambda_j) / L \)

剛域長 \( \lambda \) は剛性計算に、フェース距離は断面算定の危険断面位置に用いる別々の量です。 剛域を設けるのはその節点に集まる柱・大梁がすべて RC/SRC のときだけです。 S 系の柱または大梁が 1 本でも集まる仕口では \( \lambda = 0 \) になります。 ですが、フェース距離は構造種別によらない幾何量のため、そのような仕口でも常に付きます。 剛域比が 0.5 を超える部材、可とう長が 0 以下になる部材は、直交部材せいの入力を 確認するため強調表示します。

剛域長には、既定で取り付く壁(柱の袖壁、梁の腰壁・垂壁)を含めた寸法を用います。 壁は入力では壁版として持ち、剛域の算定時に解析要素へ展開してから寸法を求めます。 耐震スリットを入れた辺の部材には、その部材と縁が切れているため壁の張り出しを与えません (1.9 壁の断面と自重)。 解析設定「剛域の算定で壁を考慮する」で原断面のみに切り替えられます。 フェース距離には壁を含めないため、この設定を切り替えても値は変わりません (4.1 ティモシェンコ梁要素の「壁の考慮」)。

部材端の剛域を含む立体形状は、モデル化ビュー(結果タブ「モデル化」)でも確認できます (モデル化の表示)。

算定根拠は 4.1 ティモシェンコ梁要素を参照してください。