許容応力度・断面検定(一次設計)
本章でいう「一次設計」は、材料の許容応力度、および RC・S・SRC・CFT 部材の断面検定(曲げ・せん断・軸力・付着・接合部・座屈長さ)をまとめる実務上の章分類です。 法令上の「許容応力度等計算」は建築基準法施行令第82条の6に規定され、同条第1号は第82条各号、第82条の2および第82条の4によることを求めています。 そのため、本章では許容応力度等計算を第82条の6に対応づけつつ、荷重組合せ等の個別の説明では第82条各号等への参照を残します。部材の許容応力度は令第89〜91条・98条に、断面算定は各学会規準(RC規準・鋼構造設計規準)に依拠します。 小梁・床の断面検定は、固定+用途別積載に対する独立した長期略算です。 全体FEMに含めないことは、令第1条第3号・第82条の構造安全対象からの免除を意味しません。
荷重継続時間と検定範囲
保存組合せの係数と荷重ケース種別から長期・短期を判定します。名称は許容値を決めません。 常時G+Pと多雪0.7Sは長期、Sと風・地震の組合せは短期です。 任意係数・Other・地震重量用積載の混用など一意に判定できない条件は理由付き未検定です。 荷重ケース単体は種別により継続時間を表示し、直前の選択状態を引き継ぎません。 単独の雪・風・地震表示では主架構の組合せ検定は未実施です。G+Pを含む保存組合せを選択してください。 小梁・床の表は長期略算として表示し、選択した短期等の検定済みを意味しません。
法令組合せ、部材内力の単位、積載用途別入力、多雪・風の適用条件と未確認原典は荷重組合せを参照してください。
実装参照:sepika_core::load_combo::{combination_design_state, case_design_state}(crates/sepika-core/src/load_combo.rs)、sepika_app::app::App::run_design_check(crates/sepika-app/src/app/actions/design/check.rs)が対象状態を検定へ反映します。
本章の断面検定は sepika_design_jp にあり、材料強度は sepika_design_jp::material_strength(concrete・rebar・steel)が担います。