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制約・注意点

  • モデルの読み込みは起動時引数のみ。.ovika ファイルパスをコマンドライン引数として渡す方法しかなく、実行中にモデルを差し替えたり読み込んだりする model.load のような MCP ツールは存在しません。ST-Bridge ファイルを直接渡すことはできないため、GUI で ST-Bridge を読み込み、.ovika として保存してから、そのファイルパスを MCP サーバに渡してください。保存(model.save)と計算書出力(report.export)も未公開です。
  • 編集は model_edit で壁版・床板・床領域・壁領域・二次部材(未割当を含む)に限る。壁版 9 コマンド、床板 10 コマンド(囲まれた床板は任意境界ではなく床板割当領域 region への割当で作る)、床領域 2 コマンド、二次部材 4 コマンド(配置・移動・削除・端部支持条件)、壁領域 1 コマンド、未割当 4 コマンドを GUI と同じ Undo 経路で適用します。節点・部材・荷重など他の編集コマンド、および実行中のモデル差し替えは公開していません。存在しない対象など通常の参照不成立は applied: false(Noop)になります。割当境界の衝突・版の重複割当・未確認の旧版除去は、モデル・履歴が未更新であることと理由を返します(二次部材の編集確認)。未対応のコマンド名や必須キーの欠落はエラーになります。
  • 主架構線材は異なる2節点のみ対応。Beam・Fiber・MultiSpring・Brace の0・1・3節点以上と同一NodeId二重指定は、quantity_takeoff で status=unavailable・totals=null、analysis_run で入力不正の失敗となります。ElemId・kind・実節点数・期待2・入力NodeId列を含む同じ診断を返します。床接触や断面割当の有無によらず拒否し、先頭2節点の採用・自動分割はしません。起動時OVIKA読込も同じ条件です。
  • 質点系解析は GUI の右バーからのみ実行できます。analysis_run の kind には含まれません。
  • Pushover・TimeHistory・UltimateCheck ジョブは結果ストアへ書き込みません。対応する結果スキーマがない、あるいはスキーマが要求する粒度(全節点×全ステップ)のデータを持たないため、結果は analysis_status の result_ref(サマリ JSON)としてのみ得られます。
  • DesignCheckの検定結果(OK/NG・検定比)はサマリのみです。単独ケースのMemberForceは結果ストアへ保存します。保存組合せ・自動G+P+Kはcase: null・store.persisted: falseで、組合せ内力もサマリのみです。analysis_statusのstatus.Done.result_refをJSON文字列として解析し、member_forcesとload_targetを取得してください。内力は最大10,000行(truncated/total_rowsで省略を確認)、サーバープロセス中だけ保持し、result_get/永続化/ページ取得は未対応です。
  • 未設定の床板・壁版割当領域は、前処理の注意事項(notices)に件数と対象 ID を記します。矩形RC/SRC大梁が支持する床板の割当が未設定の場合は、実重複控除を確定できないため停止します。それ以外の未設定は警告を添えて続行しますが、床荷重・躯体自重と壁の剛性が解析に入らず応力・変形を過小評価し得るため、解消後に採用してください(GUI では計算前に続行確認を挟みます)。

実装参照:公開ツールと結果ストア書き込みの有無は sepika_mcp::server::SepikaServer(crates/sepika-mcp/src/server.rs)・sepika_mcp::JobKind(crates/sepika-mcp/src/lib.rs)・sepika_mcp::persist::persist_job_outcome(crates/sepika-mcp/src/persist.rs)が定め、モデルの読み込みは起動バイナリ(crates/sepika-mcp/src/main.rs)がコマンドライン引数で行います。

DesignCheckのload_targetは、保存組合せ・自動G+P合成・単独ケースを区別します。未判定の継続時間はterm: null、必要応力の解析失敗は入力不備となり、部分成功で合格を返しません。legal_conditions_verified: falseは地域指定・風時実況等の法的適用条件を自動確認していないことを示します。小梁・床の長期略算はGUIで別計算し、MCPの主架構サマリには含めません。