Karamba3D ver1.2 のアップデート内容
03 November, 2016 - 1 min read - Tags: Karamba3D,Grasshopper,構造とデジタル
久しぶりの更新となるので、この間の期間に Karamba3D がどう変わった確認します。 ver が 1.1 から 1.2.2 となったので、公式サイト 記載の情報を確認します。
この期間に ver1.1.0 → ver1.2.1 → ver1.2.2 となったので、それぞれについて書いていきます。
ver1.1.0 → ver1.2.1
- 新しいソルバーによって解析が約 2 倍早くなり、より少ないメモリできるようになった。
- BESOShell コンポーネントでシェル構造での双方向の ESO が可能
- シェルの等高線で等高線の値を表示
- 断面力を正と負の値で2色で表示
- AnalyzeThI と AnalyzeThII コンポーネントで剛体変形する場合、マイナスの固有値を持つ場合エラーメッセージを出力
- Deformation Energy コンポーネントで、曲げおよび軸変形エネルギーを計算している要素はそれぞれの ID を通して選択可能
- Utilization コンポーネントで梁要素、トラス要素で応力度を出力
- RStab8 への出力機能を追加
- karamba のモデルを grasshopper の Move コンポーネント Scale コンポーネントで操作可能
- 荷重、材料、断面で未使用のものがある場合、Assemble コンポーネントでエラーメッセージを出力
- karamba.ini ファイルによるカスタマイズ項目が増加
ver1.2.1 → ver1.2.2
- 断面力が変形後の形に合わせて出力
- BESOShell コンポーネントのユーザーインターフェイスが改善
- 内部ひずみによるプレストレス荷重の機能をより直観的に変更
解析が早く軽くなることは、最適化やるにあたって非常に助かる改善ですね。