karamba3D 1.3 の新機能について
11 April, 2018 - 1 min read - Tags: Karamba3D,構造とデジタル
Karamba3D が 1.2 から 1.3 へのマイナーアップデートが進行中です。
2018/04/11 時点で WIP 版の Karamba3D 1.3 の新機能について公式のページを確認しましたので以下にまとめます。詳細は原文を確認してください。
Karamba3D 1.3 を実際にインストールしたわけではなく、公式の英文を確認しているだけなので、変なところがあるかもしてません。(そもそもの英語力も低いので…)大きな点は非線形解析を実装するために材料の設定法などの仕様変更があったようです。
Karamba3D 1.3.0 の新しい機能
材料は、現在の要素に与えるものではなく代わりに断面を与えることができます。これは、1 つの断面形状のグループ中で異なる材料の断面を含むことを可能にします。
過去のバージョンの断面最適化のコンポーネントと非標準の材料が要素に割り当てられたモデルを含む場合、以前のバージョンと比較して Karamba3D 1.3.0 では異なる結果になります。
Karamba3D 1.3.0 の新機能:
- シェル要素のための強化量の計算
- シェル要素の直立異方性材料への対応
- 梁の幾何学的非線形解析(WIP)
- シェルのローカル座標系のユーザー定義
- 材料の面内と面外のせん断弾性係数をそれぞれ設定が可能
- 断面力が変形した部材に対して表示(これまでは変形前の形に対して表示)
- CullCurves コンポーネントは、シェル上で等高線の結果で発生する線を減らす
- Karamba3D のインストールの間のライセンスの持続
- 要素、材料と断面にユーザーが色の指定が可能
- Brep を使用してモデルを表示
- 要素生成のコンポーネントで材料定義が可能(LineToBeam、MeshToShell、など)
- 一定値ではない面荷重
- ModelView コンポーネントの入力-プラグ『LCIndex』で『0』は loadcase LC0 と一致
- ユーザー定義済み karamba.ini ファイルを継続するオプションの追加
- Karamba の NearestNeighbor コンポーネントの UI を Grasshopper のものと類似しているように変更
- 重力荷重の表示機能の追加
- 作成した材料情報を分解するコンポーネントの追加
- 梁要素のメッシュの解析結果とローカル座標軸の出力のパフォーマンス向上
- 断面形状最適化のパフォーマンス向上
- ソルバーのパフォーマンス向上