RhinoVRの使い方
06 January, 2019 - 1 min read - Tags: VR,Rhinoceros,構造とデジタル
2019 年 1 月現在、公式によって開発公開されている Rhinoceros の VR 対応化のプラグインの導入法、使い方について説明します。
詳細は McNeel の公式のフォーラム と Github を参照してください。
McNeel は Rhino での VR プラグイン開発の参考にすることを目的にサンプルの VR プラグインを公開しているので、その導入法と使い方を紹介します。
必要なもの
- Oculus Rift または HTC VIVE
- Steam の SteamVR のインストール
- Rhino 6 または RhinoWIP
プラグインのダウンロード場所
mcneel の RhinoVR の Github から RhinoVR.rhi をダウンロードし、rhino の画面にドラック&ドロップするとインストールが始まります。
使い方
通常と同様に Rhino を立ち上げて、表示したいモデルを読み込み、コマンドラインに RhinoVR と打ち込むと起動します。この時に自動で Steam と SteamVR も起動し、HMD の位置で VR 側の表示のキャリブレーションされているようです。同様にもう一度コマンドラインに RhinoVR と打ち込むと終了します。
以下は代表で HTC VIVE での操作法を紹介します。Oculus Rift は公式の解説を見てください。
- 左側のコントローラーのタッチパッドで前後左右の移動ができます。右側のコントローラーで左右の回転と上下の移動ができます。
- オブジェクトはタッチパッドを押すことで選択できます。
- 右側のコントローラーのアプリケーションメニューボタンを押すことで Rhino の move のコマンドを使用できます。
- 左側のコントローラーのアプリケーションメニューボタンを押すことで Rhino の Undo のコマンドを使用できます。
- 右側のコントローラートリガーを押すと Enter キーを押すのと同じ挙動になります。
- 左側のコントローラートリガーを押すと grasshopper の画面を表示します。
- 右側のコントローラーのグリップボタンを押すと Esc キーを押すのと同じ挙動になります。
公式には以上のように書かれていましたが、実際使った感じ少し違う気がしたので、使用する際は確認しながら使ってください。