Expand description
部材の構造種別(RC・S・SRC・CFT)の判定。
剛域長の算定式・仕口パネルのモデル化対象・断面検定で用いる式・略算周期の 構造種別・数量集計の分類は、いずれも「その部材が何造か」で分岐する。判定が 箇所ごとにずれると、剛域長 0 の接合部にパネルが設けられない、鋼部材が RC の 検定式で検定される、といった食い違いが生じるため、判定を本モジュールへ 一元化する。
§判定の順序
- 断面形状が複合断面なら、その種別で決まる
SrcRect→StructureKind::SrcCftBox/CftPipe→StructureKind::Cft
- それ以外は材料の区分(
MaterialCategory)で決まるSteel→StructureKind::SConcrete/Rebar→StructureKind::Rc
- 材料が解決できない場合だけ、断面形状の系統で補う(
shape_default_kind) - 断面形状もなければ
StructureKind::Rcとする
§断面形状ではなく材料で判定する理由
断面形状は見た目であって力学的な性質ではない。H 形のコンクリート部材も、 矩形断面の鋼部材もありうる。材料の区分で判定すれば、任意の材料と任意の断面の 組み合わせに対して、どの検定式を適用すべきかが定まる。
SRC・CFT だけを断面形状で判定するのは、これらが 1 つの材料では表せない
複合断面だからである。SrcRect は内蔵鉄骨のグレードを断面側に持ち、
CFT は Material::fc を充填コンクリートの強度として使う。
§用途ごとの畳み込み
4 種別をそのまま使うのは断面検定と数量集計で、他の用途はより粗い区分へ
畳み込む。畳み込みは本モジュールのメソッドとして定義し、各所が matches! で
書き下すのを避ける。SectionShape にバリアントが増えたとき、追随が必要なのは
shape_composite_kind の網羅 match 1 箇所だけになる。
| 用途 | 畳み込み |
|---|---|
| 剛域長の算定式・仕口パネルの対象 | StructureKind::is_steel_like(S・CFT) |
| 略算周期の構造種別 | StoryStructure(CFT は SRC へ寄せる) |
| 断面検定の式の選択・数量集計 | 4 種別をそのまま使う |
Enums§
- Structure
Kind - 部材の構造種別。
Functions§
- material_
structure_ kind - 材料の区分から構造種別を求める。
- member_
structure_ kind - 要素の構造種別を判定する。
- shape_
composite_ kind - 断面形状が複合断面(SRC・CFT)なら、その構造種別を返す。
- shape_
default_ kind - 材料が解決できないときに断面形状から補う構造種別。
- structure_
kind_ of - 断面と材料から構造種別を判定する(モジュール冒頭「判定の順序」)。